三鷹駅北口徒歩約3分、女性鍼灸師のいる鍼灸治療院です。

鍼灸施術時の患者さんの反応

先日、施術中に患者さんが「私ってうるさいですよね?」とお聞きになりました。

鍼が響いたときに「あ”」とか「うおっ」とか声が出てしまうので、それを気にされたようでした。

鍼を刺されたり、鍼が響いた時の反応は本当に人それぞれで、だからと言ってそれが良いとか悪いとかは全然なくて、自然にしていただければと思います。

ただ、どんな反応をする人がいるのか、患者さんからするとご興味があることのようなので、ご紹介したいと思います。

多くの方は、鍼を刺した瞬間に痛いときは「痛っ」とおっしゃるか体がビクッと動きます。(そのような時はすぐに鍼を抜くのでご安心ください)

鍼が響いている時は、無言か「あ~~」とか「うおっ」とか「きました」とか「きてます」とおっしゃる方が多いです。

響きに慣れていない方で、響きもすべて「痛い」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そのような時は、「鋭く痛いですか?ズーンと感じますか?」とお聞きすると、響いている時は「ズーンです」とお答えになります。

私は軟弱者なので、鍼の施術を受ける時、鍼が響いている時は無言ですが、鍼の響きに強い方は、鍼が響いていても結構普通に会話をされます。
すごいな~、といつも感心してしまいます。

大体の方は以上のような反応ですが、たまに個性的な反応をされる方もいらっしゃいます。

わたしが施術をしていて、今までで一番手に汗をかいたのは、舌打ちをする方。

鍼を刺していると「チっ」という舌打ちが聞こえて、「大丈夫ですか?」とお聞きすると、穏やかに「大丈夫です」とのお返事。

あれ?気のせいだったのかな?と鍼を刺し続けると、また「チっ」という舌打ち。
再度「大丈夫ですか?」とお聞きすると、穏やかに「大丈夫です」とのお返事。

もしかして、痛かったり響きが強いと無意識に舌打ちが出てしまうのかな?と思ったので、「痛かったり、響きが強いようでしたら遠慮なくおっしゃってくださいね」と言ったのですが、その後も舌打ちだけが何回も続きました。

本当は痛いのに、我慢をされているのだろうか?でも何もおっしゃらないし・・・
気づいたら、手にたっぷり汗をかいていました。
鍼灸師になってから今までで、一番手に汗をかいた施術でした。

今までで一番賑やかだった施術は、「キャー」とおっしゃる方。

鍼が響くと中くらいのトーンで「キャー」とおっしゃるかわいらしい女性。
「大丈夫ですか?」とお聞きすると、「今は大丈夫」とのこと。

鍼を刺していると再び「キャー」
再び「大丈夫ですか?」とお聞きすると、「今は大丈夫」とのこと。

ただ、その「キャー」に私もつられてしまって、患者さんが「キャー」とおっしゃると私も一緒に「キャー」と言ってしまい・・・
2人で「キャー」「キャー」言いながらの施術になってしまいました。

「キャー」は、つられてしまいます。