三鷹駅北口徒歩約3分、女性鍼灸師のいる鍼灸治療院です。

指の皮の厚い鍼灸師

鍼灸師は、患者さんに鍼を刺します。

その時、鍼が刺さった時に痛くないように鍼管という道具(穴の開いた棒状の物)を使います。

鍼灸師の中には、鍼管を使わず痛みなく鍼を刺す人もいますが、私は鍼管を使います。

鍼管を肌に軽く当てるだけの方が痛みが少ないという方もいますが、強めに押し付けた方が痛くないことが多いので、私は強めに押し付けます。

そうやって鍼を刺し続けるとどうなるか?

左手の人差し指と親指の鍼管が当たる部位が角化してきます。

角化して分厚くなると、鍼管を持つときに痛くなるのでたまに爪切りで切り取ってしまいます。

この繰り返しなのですが、左手の人差し指と親指を見るたびに

もしシャーロックホームズが実在したとして、この指を見て、私が鍼灸師だと当てることができるだろうか?

もし身元不明の死体で見つかったとして、この指を見て鍼灸師だと分かってもらえるだろうか?

と皮を切る度に思ってしまいます。

面の皮の厚い鍼灸師ならぬ指の皮の厚い鍼灸師、推理小説のネタになったら面白いのにと考える今日この頃です。